内側側副靱帯
こんにちは。今回のテーマは内側側副靭帯です。
この靭帯は膝の回旋と側方への動きを制限する役目をします。
外側にも外側側副靭帯というものがあるのですが、内側の方が損傷しやく単独での損傷よりも他のところも損傷することが多いです。
中でも前十字靭帯と内側半月との合併が多く「不幸の三徴」と呼んでいます。
症状は受傷後3週間くらいには膝の痛みと可動域制限があり、しばらくすると腫れが目立ってくることもあります。しばらくすると腫れと可動域制限は軽快してきます。しかし膝の不安定感が下り坂やひねったときにはっきりすることが多いです。
治療法はサポーターを装着して早期から痛みのない範囲で可動域訓練を行い、筋力低下を最小限にとどめるようにします。