半月板損傷
こわにちは。梅雨に入り毎日のように雨が降っていますが体調は大丈夫でしょうか。
さて、今回は膝にある半月板の損傷についてお話します。
まず半月板とはどういう役割をしているのでしょうか。
半月板は弾力性のある線維軟骨と呼ばれる軟骨で出来ていて、膝関節の内側と外側の隙間にあり関節の安全性、クッションの役目をしています。
半月板が損傷すると半月板自体が痛みを発するような印象がありますが軟骨で出来ていますので血管や神経などはなく痛みを発することはありません。
半月板損傷の原因
半月板損傷の多くは運動している時に起こります。
例えばサッカーのプレイ中に足を曲げたまま強く捻る動作をした時などに多く発症します。
損傷時の症状
半月板の断裂が大きくなると膝の中でクリッとしたり、半月板の断片がはさまって膝に引っかかる、伸びなくなるなどの症状が出てきます。靱帯を損傷している場合、血が溜まったりすることもあります。
治療法
膝に強い腫れや痛みが強い時は、負担をかけないように可能な範囲で安静を保つことが基本です。その他の場合、半月板へ無理な力が入った状態で膝を曲げたり、捻りが加わることが損傷につながっているので膝関節の動きに関わる硬くなってしまった筋肉や筋膜、腱を左右バランスよくゆるめて下さい。