大腿四頭筋肉離れ
暑い日が続きますが、体調は大丈夫でしょうか?
今回は「大腿四頭筋肉離れ」についてお話します。
「大腿四頭筋」とは太ももの前面の筋肉のことで4つの筋頭をもつ筋肉で構成されています。
この「大腿四頭筋」を構成する筋肉は
・大腿直筋(だいたいちょっきん)
・外側広筋(がいそくこうきん)
・内側広筋(ないそくこうきん)
・中間広筋(ちゅうかんこうきん)
の4つの筋肉によって構成されています。
大腿四頭筋は膝関節の動きに大きく関与する筋肉で、膝を伸ばす動作
やしゃがみこむ姿勢をキープする動作などの際には、主力の筋肉として活躍します。
サッカーのボールを蹴る動作などは、まさしく大腿四頭筋の運動に近く重要な筋肉となります。
この大腿四頭筋肉離れになりやすい筋肉は「大腿直筋」が多く、筋疲労・柔軟性、コンディショニング低下・不適切なウォーミングアップなどで起こります。
症状
太ももの前面に急な痛みを感じ、腫れや皮下出血が現れ、完全に切れてしまった場合は直後に陥凹がある場合が多いです。
治療法
初期治療は、荷重歩行の制限・圧迫・挙上・冷却。急性期が過ぎたら可動域訓練・ストレッチ及び等尺性の筋力訓練などを組み合わせて行います。