まちの整骨院【膝~足】ブログ

埼玉県北葛飾郡杉戸町にある「まちの整骨院」です。 腰痛・肩こり・膝痛・スポーツ障害・捻挫・坐骨神経痛・交通事故・むちうちなど痛みの事ならなんでも相談ください。こちらでは腰について書いていきます♪

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎

朝晩と段々冷えてきましたが体調は大丈夫でしょうか?

さて、今回はアキレス腱炎・アキレス腱周囲炎についてお話したいと思います。

               

アキレス腱炎スポーツでのケガとしては発生頻度の高いもので、使いすぎ       でアキレス腱自体に微細なキズが生じているも のです。

 

 アキレス腱周囲炎はアキレス腱の周りには腱の摩擦を軽減させる関節包や       パラテノンという薄い膜で覆われていて、そこに炎症が生じた場合をいいます。

 

腱が硬くなりやすいなど変性の起きやすい中年以上のランナーやウォーキングなどをしている人が多く発症します。

アキレス腱部の使いすぎで発生するため、不適切なトレーニング方法が原因していることもあります。また、靴の不適合や扁平足などの足部変形、ふくらはぎの伸張性の低下など筋肉の硬さも原因のひとつになります。

 

症状

かかとの付着部近くのアキレス腱が腫れ、押さえると痛みが強くなります。

運動後や起床時の歩き始めに痛みが強く、症状が進行すれば安静にしていても痛いことがあります。足関節を背屈(つま先を上に)することで痛みが強くなります。 

 

進行すれば足関節の動きが悪くなり、アキレス腱周囲炎では足関節を動かすとアキレス腱にきしむような摩擦音が聞こえることもあります。

 

治療法

かかとを上げると、アキレス腱の緊張が減少し痛みが改善されます。また、扁平足などの足部に変形がある場合、足底挿板を処方することによりアキレス腱への負荷が軽くなります。

 

症状が改善してくれば徐々に運動を始め、運動前のふくらはぎの筋肉のストレッチングや運動後のアイシングをするようにします。

 

基本的には使いすぎによる障害ですので、運動量をひかえて局所の安静を保って腱が修復されるのを待ちます。